meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1.0"看護系大学院へ進学するために必要な準備とは?【実体験をもとに解説】 | るなろぐ

看護系大学院へ進学するために必要な準備とは?【実体験をもとに解説】

大学院受験
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大学院への進学を検討しているけど、試験て難しいの?何から準備したらいいの?と疑問を抱えている皆さん。私も漠然と大学院に行こうかなーなんて考え始めていたときに、そもそもどんな準備をすべきか分からず情報収集に苦戦しました。まずは、大学院へ進学を検討している方は、大まかにどんな準備をしていく必要があるのか重要ポイントをお伝えします。

大学院は何する場所?何を学ぶ?

大学院は一言でいうと、研究する場所です。
また、看護系大学院の場合はCNS(専門看護師)の習得を目的に入学される方も多くいます。
一番重要なポイントは、自身が「面白そうだからこの研究してみたいな」という視点だけでは不十分であり、世の中のニーズとして必要な研究テーマなのか?をしっかり検討していく必要があります。
すなわち、看護業界の質の向上に向けた研究を行う場所であります!

また、大学院は博士前期課程(修士課程)と博士後期課程(博士課程)に分かれている大学がほとんどです。2つの過程の目的、違いについて補足します。

博士前期課程(修士課程)

修士課程は一般的に2年間を要します。
専門知識を学びながら研究手法を学び、修士論文の執筆をします。
修士論文は基本1本完成させることが求められているため、2年かけて研究手法を学びながら1つの研究を進めていきます。
修士課程を修了すると「修士号」を取得することが出来ます。

博士後期課程(博士課程)

博士課程は一般的に3年間を要し、研究のプロを育成する過程です。
修士課程と比較すると、論文に対して求められるレベルが格段に上がります。
論文数は2本以上仕上げることが必要な場合が多く、査読付きの学術雑誌に掲載されることが必要になります。独自性のある研究を行い、信頼のおける雑誌に掲載されて結果を出さなくてはなりません。
博士課程を修了すると「博士号」を取得することができます。

大学院受験に必要な資格

はじめて大学院に行くという方は、まず修士課程を受験をすることになります。
修士課程の受験には一般的に学士号が必要です。そのため、専門学校を卒業した方はまず学士号を取得しなければいけません。学士号がなくても、研究業績などにより学士号相応の学力が見なされることで受験資格がおりることもありますが、一般的に学部の卒業が必要です。
博士課程の場合は一般的に修士課程の修了が必要です。

受験する大学探しをする際に重要なポイント3選

受験する大学を探す時に重要なポイントが3つありますので紹介します。

自分の研究テーマについて考える

よし、受験資格もある!どこの大学を受験しようか決めよう!とGoogle検索エンジンで大学を探し出すあなた。ちょっと待ったです。前述したように大学院では研究をしていきます。そのため、まずは自分がどういう分野のテーマで研究をしていきたいのかある程度固める必要があります。
看護領域の中でも、高齢者看護、小児看護、手術期など多くの分野が存在しますね。自分の研究したい分野やテーマを固めてから、あなたの行いたい研究分野を取り扱って研究することが出来る教授を探す必要があるのです。
要するに、受験する大学探しは=指導を受けたい教授を見つけることなのです。
そのためにも、研究テーマについて考えることが重要です。

自分の条件と当てはまる大学をリストアップする

「全国どこでも行けます!、いくらでも払えます!という方は少ないと思います。
皆さんそれぞれにも条件があると思いますので、外せない条件をまずは考え、大学をリストアップしていきましょう。
私自身、受験する大学を探すために毎日多くの大学のホームページを調べていましたが、「あれ?ここの先生は何の研究をしていたんだっけ?」「この大学の学費はいくらだっけ?」と何度も何度も調べなおし時間を無駄にしました。そこでリストを作ることで、頭の整理がつき、大学を絞ることができました。

私が具体的に出した条件は、年間の学費が100万円以内、関東圏内、●●分野の特に▲▲についての研究ができる大学と絞りました。

私は紙に、大学名・入学金・授業料・研究分野、主な研究テーマ・場所・教授名・印象を一覧にしてリストアップしました。探す方法としては検索エンジンを使ったり、自分の興味のある看護研究論文を見つけ、執筆した先生を検索し大学を探しだすという方法で、大学を絞っていきました。

教授とコンタクトをとり面談する

自分の研究テーマをある程度絞った上で、自分の行いたい研究を指導してくれそうな教授がいたら、まずは教授の論文を読んでみましょう。研究室のホームページや先生の論文を読み、この先生にぜひ教わりたい!となれば実際にコンタクトを取って、面談をします。
面談では、簡単な研究計画書と履歴書を持参しました。先生自身が指導することが出来るテーマなのかを確認することになります。教授との面談についてはまた別の記事で詳細をお伝えします。
また、面談での先生の雰囲気など自身とマッチするようであれば、受験校が決定です!

受験科目をチェックして準備

受験校が決まれば、いよいよ受験科目について調べて準備していきます。
多くの大学では、小論文・英語・看護に関する筆記試験・面接が必要なところが多く、それに加えて研究計画書を事前に提出します。
私が受験した大学は、小論文・英語・面接が受験科目でした。
特に重要なのが英語です。英語が得意だ!と自身を持たれる方はそう多くないはずです。
そして、他の科目が良くても英語で不合格になってしまう方が多くいるようです。
受験する大学の英語試験の難易度についてしっかり事前に調べておく必要があります!
そして、TOEICの点数を提出して英語の試験を免除される大学も多くあります。求められるTOEICの点数が高い場合には、筆記試験も難しいことが予測されますので、しっかり事前に勉強しておく必要があります。

私の場合は、TOEICを大学生の頃に受けた1度きりでした。それも難しくて問題が全く分からず、途中から問題を見ずに適当にマーキングして点数は300点台という壊滅的な結果でした。。。
大学院受験の際に、TOEICの点数を提出して少しでも安心材料を増やしたい!と思い、大急ぎでTOEICの勉強と英語の長文読解の勉強にとりかかりました。

自身の苦手教化について勉強を進めておく必要がありますよ。

まとめ

今回の記事では、大学院受験にわたり、大まかに必要な準備についてお伝えしました。
今後ももっと掘り下げた内容で紹介していこうと思います。

少しでもお役にたてたら嬉しいです♪

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